2022年8月24日
9枚目のアルバム
FILMUSIC!
発売おめでとうございます🎊
リリースが決定したときから、これはまた世界観すごいやつきた…と思いました。そして私はまたこうしてブログに感想を綴らなければならない!という謎の使命感が芽生えてしまいました。
童話×音楽 の次は、
映画×音楽
Hey! Sɑy! JUMPは天才なんか? (天才です)
ブロードウェイミュージカルを彷彿とさせる特設ページ(https://filmusic.hey-say-jump.jp)、
過去のジャケ写を使用した実際にありそうな映画風ポスター、そして曲のテーマに合った映画風のMV…
天才か?(2回目)
前回にも負けないくらい豪華なアーティストさん、作詞家さん、作曲家さんたちから生み出された楽曲たちとHey! Sɑy! JUMPの歌声が織りなす超大作は15周年イヤーのアルバムにピッタリ!
ライブツアーもめちゃくちゃ楽しみです。
そんなわけで、今回も一曲ずつ楽曲についての感想を綴っていきたいと思います。(シングル曲は除く)
TRACK LIST
※番号はトラックナンバー
1. MASTERPIECE
初めてイントロを聴いた瞬間「YouTubeのMVの最初に流れてるやつ!!!映画の配給会社風のやつ!!」と、一曲目から見事な伏線回収をいただきました。フラゲ日、仕事終わりのクタクタな状態で聞いたのに、深夜にひとりテンションぶち上がりました🤟(早く寝ろよ)
"masterpiece"とは「傑作」の意味。確かにFILMUSIC!は傑作だ!!一曲目として相応しすぎる。
そして作曲は、実績と信頼の辻村有記さん。辻村さんワールド全開の楽曲で、とてもワクワクしました。前作Fab! -Music speaks.-の「闇の先へ僕らは歩き出す」の雰囲気を引き継いだような… 童話の世界から抜け出したらそこは映画の世界だった、なんていうアナザーストーリーが私の脳内に勝手に出来上がりました。
2. サンダーソニア
夏に聴きたい爽やかソング!黄色の花や夏に咲く花は他にもたくさんあるけど、あえてオールシーズンに咲くサンダーソニアを選んだところにセンスを感じる。
曲中の「タンタンタタタン♪」がなんとも耳馴染みがよくて可愛い。サンダーソニアの可愛い花の様子はもちろん、JUMPの可愛さも表してるんですよね?分かります。
ちなみにサンダーソニアの花言葉は「祈り」「純粋な愛」。JUMPにピッタリじゃん…素敵じゃん…
4. 業務⭐︎スーパーマン
Hey! Say! JUMP - 業務☆スーパーマン [Official Music Video] - YouTube
これは褒め言葉なのですが、どんな生き方をしていればヒーローモチーフからスーパーの店員を思い付くんですか?発想が豊かすぎる。いや確かにスーパーの店員→スーパーの人→スーパーマン(humanという意味のman)だけど。
こりゃまたとんでもないトンチキソングが生まれてしまった!(褒めてる)
ただ歌詞を見てみると業務の内容が日常のことを言っている…つまり、日々いろんな「業務」をこなしている人みんなスーパーマンなんだよってことですよね。すごいメッセージ性あるじゃん。タイトルのパンチと令和にできた曲とは思えない往年の戦隊モノ的な雰囲気とのチグハグ感でメッセージ性が隠れてしまっているw
MVも面白さに振り切ってて最高ですよね。
子供たちの中に1人だけ混ざる大人の知念ちゃんの違和感の無さ。笑 あのMVの方向性を考えた方のセンスすごい(小並感)
5. Fate or Destiny
Hey! Say! JUMP - Fate or Destiny [Official Music Video] - YouTube
Fate も Destiny も 「運命」という意味ですが、前者は「宿命」とも訳すことができ、悪い意味で使われることが多く、後者は良い意味で使われることが多いそうです。
「宿命か運命か」、ドラマ「純愛ディソナンス」の世界観そのものを表しているかのような楽曲。
そしてところどころ組み込まれる英語の歌詞が良い味を出してる。てか裕翔発音うま!さすが英語勉強してるだけはある。
最後のワンフレーズ「Our love is fate and destiny」、私的に大優勝なんですよね。ここまで宿命か運命かを問い続けてきたのに、最終的には「私たちの愛は宿命であり運命だ」に着地するのエモすぎませんか?小説かよ。最高。
7. OH MY BUDDY
試聴の時点からこれは私好みのやつでは…という予感はしていたけど、フルで聴いてその予感は当たっていました。めっちゃ好きですこれ。王道を攻めない感じ、最高にかっこいい。不気味なのにテンポ感が良くて明るさも感じる不思議な雰囲気がクセになる… 魅了されるとはこのことだ。
ホラーモチーフということですが、たぶんこれは人が怖い系のホラー。Buddy(親友)に依存してしまう系の人の話なんだろうなぁと思った。結局生きてる人間が一番怖いんですよね。(何の話)
ところで、みんな歌上手すぎない?????確実にクランメリアとか狼青年とかの経験が活かされてるやん。震えたわ。上手くないとできない表現だもんね…これはぜひとも生歌で聴きたい…どうかライブでやってほしい!!!セトリ落ちしませんように!!!!!🙏
9. 漢花火
Hey! Say! JUMP - 漢花火 [Official Music Video] - YouTube
ライブの映像で流れていてもおかしくない。
「FOREVER」とか"ボイドン"こと「Boys Don't Stop」とか"壁壊(かべこわ)"こと「Break The Wall」とか、この辺と同じ匂いがするぞ…!
でも歌詞を見ると、「JUMPのために」書いてくれたんだなぁと思う表現が多かった。JUMPが自分達を鼓舞するような楽曲はこれまでもあったけど、15周年を迎えたからこそこの楽曲を歌う意義があるんだと思う。ライブでやるなら炎と花火でドカンドカンやりそうだ…!アリーナだから花火は上がらんか🤔
10. ビターチョコレート
Hey! Say! JUMP - ビターチョコレート [Official Music Video] - YouTube
優里さんからの楽曲提供と聞いてひっくり返りそうになった。あの?!ドライフラワーやベテルギウスをはじめ、ヒット曲生み出し続けてるあの優里さん?!ってなった。完全に蛇足だけど、私はレオが一番好きです。
絶対に良い曲に決まっている抜群の安心感… 案の定良い曲だし、好きな曲調だし、またもやヘビロテする楽曲が増えました、ありがとうございます。
チョコレート好きなのでよく買うんですが、ビターチョコレートを買う度にこの曲が脳内再生されます。むしろ今後チョコを買う時はビターチョコレートを選ぶ頻度が多くなりそうですね(単純)
11. 君がみた一等星
Hey! Say! JUMP - 君がみた一等星 [Official Music Video] - YouTube
一等星と書いて「ひかり」って読ませるのとってもオシャレ。
「君」にとっての一番輝く存在になれればそれでいいんだという儚い願いに胸を打たれる名曲。目標とか希望とか、生きることに特別な意味を見出せなくても「誰かのために生きる」ことで頑張れることもある。
縁の下の力持ちのような仕事をしていると、誰かに感謝されたり気にされたりする機会って本当に少ないんですよね。私も某業界の地味なところで働いているのでよく分かります。まぁ私の場合は推しがいるから頑張れているんですが。Hey! Sɑy! JUMPは私にとっての一等星です。いつもありがとう。
12. Change the world Y2K
「メンバー全員が平成生まれ」という当時世間を賑わした衝撃のデビューを果たし、名前に「平成」の年号を入れて、令和になっても飛躍し続けるJUMPだから歌える楽曲。
平成時代に流行ったものとか流行語が歌詞になっていて遊び心満載!聞けば聞くほど意味が分かって面白くなる曲も珍しい。「95の窓が開けたのは〜」の意味がWindows95だと分かったときはうわぁぁ!と思いました。95年生まれだからね(?)
試聴のときにUMPの間奏が入ってると思っていたら、ガチでUMPだったし、なんならウィークエンダーとYour Seedの間奏も入っていて、よくできてるなぁと感心してしまった。
これまでHey! Sɑy! JUMP自身を表す楽曲は、どちらかというとメンバーのことを歌ったものが多かったけど、「平成生まれ」にフォーカスを当てたのはあまりなかったような気がするので新鮮ですね。
16. Get Out Of My House
あのCome On A My House (以下、カモナ)にアンサーソングが生まれる日が来ることを誰が予想しただろうか。
Come On A My HouseのアンサーソングGet Out Of My House、「出てけ!」じゃんw (アンサーソングとは)
— まほりあんぬ (@10lietJUMP0924) 2022年7月7日
何があったのかと心配になってたら、勝負をする歌だったw たぶんパーティーゲームやろ(テキトー)
知念ちゃんにゲームでボコされていく人たち…笑
カモナでは「彼が好きー?」って言ってたのに、こっちでは「彼に負けを認めよう」って温度差がすごいw
そういやカモナは最終的に自宅で開かれるパーティーに招待される流れだったような…
アンサーソングってそういうこと?
Get Out Of My Houseの元ネタ(元ネタ?)になったCome On A My House
Hey! Say! JUMP - Come On A My House [Official Music Video] - YouTube
今まで散々
伊野尾「知念の家に行きたいかー!」
ファン「いぇーい!」
伊野尾「知念さんどうしますか?」
知念「Come On A My House!」
だったのに、このやり取りもうできないんですか…????
まぁFab!で家行っちゃったもんね…(そういう問題?)
16. 人力飛行機
Hey! Say! JUMP - 人力飛行機 [Official Music Video] - YouTube
作曲: 馬飼野康二
作詞: 秋元康
豪華だな。
馬飼野さんといえば、数々のヒット曲を作詞されているすごい人(語彙力) 忍たまの曲とかも作ってたりする。
JUMPの楽曲だとUMP、ドリカム、シャドボに瞳スク、カモナがある。(NYCboysのNYC、NYCのユメタマゴも馬飼野さん作曲)ちゃんと全部ヒットしてるのすご。
言われてみれば、忍たまのエンディングとかで流れていても違和感ないくらい、万人に愛されそうな曲だと思う。
YouTubeに投稿された動画はMVというか最早ファンが自作したスライドショーみたいになってて笑ったけど、(てかHey! Say! JUMP - ウィークエンダー [Original Stage Mix] - YouTubeでも思ったけど、さてはJUMPのYouTube担当スタッフの中にヲタクいるな?????) エモいことに違いはなくて、あぁ15周年か〜としみじみしてしまった。時々「この写真、昔原宿のジャニショで買ったな…」ってなってた。笑
総括:
これはHey! Sɑy! JUMPが仕掛ける最高のエンターテイメント
音楽の世界観を映画で表現することはあれど、映画の世界観を音楽にしてしまおうという逆転の発想には脱帽してしまう。
しかも映画のテーマを満遍なく網羅していて、全国の映画館もビックリなラインナップ。こんな劇場なら、毎日通っても飽きないだろうなと思うし、私のことだから実在したら毎日行ってる(確信)
シングル曲には一曲ずつ言及しなかったけど、全曲何かしらのタイアップになっているというのがまずすごい。そして偶然か必然かFILMUSIC!の世界観をより彩る存在になっていてJUMPはほんとに楽曲に恵まれていて最高だなと思いました。
今回はライブツアーがあることがこれを書いている時点(2022年08月下旬)で分かっているので、どんな演出でFILMUSIC!の世界観を表すのか、どうやって私たちをFILMUSIC!の世界に誘ってくれるのか、本当に本当に楽しみです。
今作も最高の楽曲たちをありがとう!!
今回の感想文はここまで!
5000字以上にわたる長文をここまでお読みいただきありがとうございました!
FIN.
2022.08