晴れ、ときどき曇り

果てしない愛しさはこの心に確かに生まれる

これは、聴く物語。

2020年12月16日、通算8枚目のオリジナルアルバム(ベストアルバム含めると9枚目!)

『Fab! -Musicspeaks.-、』

発売おめでとうございます!

 

f:id:PuppyKitten9:20201216111019j:image

 

謎の覆面グループの動画投稿から約2ヶ月、やっとやっとHey! Say! JUMPと豪華アーティストさんたちの魂が篭った作品を手に入れられて、まさしくこの状況こそがFab!!

 

とにもかくにも、一曲ずつ感想を綴っていきたい(自己満)

 

 

Fab-ism

初めて聞いたのはsmash.(smash.|バーティカルシアター)。最初は作曲者どころかタイトルさえ不明だったわけだが、なんとなく「パレードが始まる」に似てるな…と思っていたら、やはり!辻村有記さんの提供じゃないですか!ここから何かが始まることを予感させるワクワク感を表現するのが本当にお上手です…本当にどっからその素敵な発想が生まれるんだろう…

イントロとか、子ども用の音が鳴る絵本から流れてるよね?(流れていません) 

 

アルバムの導入曲って言われなくても分かる、

「ようこそ、童話の世界へ!」

とJUMPが手を伸ばしている風景が浮かぶ!

 

 

 

狼青年

発売前から何度聞いただろうか… Fab!の中でも一二を争うくらい再生したと思う…

もしカセットテープの時代だったら、擦り切れてるくらいは聞いた(発想が古い)

何回聞いてもかっこいいし、まだあと500万回聞いても飽きる気がしないよね。

語尾が上がる独特な歌い回しがめっちゃ好き。

歌うま!!!!!!ってなった(小並感)

歌唱力が爆発しておる…🤦‍♀️ 

ちなみに、初回2に入ってたPromotion Video、YouTubeで公開されてない後半部分が最高にかっこいい。かっこよすぎて、まぁまぁな音量で「ハァ???」って言った(近所迷惑) 

 

 

千夜一夜

YouTubeで見た時、「YOASOBIやん。いつからボーカル男性になったん?」って思ったよね。そんなわけはないんだけど。あの名曲「夜に駆ける」を生んだコンポーザー(関係ないけど肩書きかっこいいよね)がJUMPに楽曲提供???どこの世界線の話してんの????そんなことある??って。

テーマがアラビアンナイトで、覆面グループの時の名前がSindibaad。某テーマパークで流れていてもおかしくない。

 

 

 

Jazzy Cut

オシャレかよ。イントロからセンスの良さが溢れちゃってんのよ。

ブレーメンの音楽隊がイケ散らかしてる。私の知ってるブレーメンの音楽隊ではないな…

君たち、ジャズも歌えるの?なんなの?

ライブでやったら盛り上がり間違いなしだね。

イケ散らかし始めると止まらない!!

 

 

 

Snow White

シンプルいい曲…

White Loveに匹敵するくらいの冬の名曲が誕生いたしました。

そりゃあ、あの清水翔太様が提供してくれたんだもんな…… 聞かなくても名曲に決まってるんだよな… 

間奏のフェイクがとても情緒的で、胸が熱くなる。とても良い…

ところで、ラスサビ前の涼介パート"〜逃げて来られるかい"の絶妙にビブラートかかってる部分(細かい)がどうも誰かに似てるな〜…

って思ってたら、みやかわくん だった。

君に届け」をカバーしてる みやかわくんの歌い方そっくりなんです… こういう歌い方好きなんです… ありがとう…(昇天)

 

 

 

Liar

現代版・狼少年。実際にいそうな、等身大の人間を描いているところに岡崎体育さんのセンスを感じた。時々入る巻舌がなんともいい味出してる…

発売前から問題作!と言われていたけど、あくまでも童話の世界の話なので問題なし!(笑)

 

 

 

 

MANTRA

知念ちゃんの推し曲!ラジオのコメントで永遠に推してたね(笑)

絶対ドームで映えるし、絶対特効使って花火上げるじゃん。(心臓に悪い)(2回目以降参戦時、ここで来ると分かっていても驚く)

全員1人ずつMANTRAって言っていくとこめちゃめちゃカッコいい…

 

 

 

Puppet

こちらも辻村さんが参加している楽曲。(KiUi名義)振り幅広すぎん?

Bメロのラップっぽいところ一息で歌うありゆとすごくない?

テーマとしては、操り人形が自立をしていくという目線で描かれているけれど、現代人の生き辛さのような側面も感じられる。

「この声聞こえてる?」

「まだまだここから」

 

 

 

Kiss Your Lips

出ました!Hey! Say! JUMPの十八番〜!

サンプル聞いた時、「あ〜めちゃめちゃJUMPっぽい!」と思った。公式からも十八番って言われてるし(笑)

これぞ王道ジャニーズソングだよね!これがまた似合うんだな〜。ライブでやるなら、王子様感ある衣装でバキバキに踊って欲しい。どっかでセリフ入れてきそう〜(笑) 

そして、あえて最後まで言い切らずに終わるところにこだわりを感じる。雰囲気が愛僕に似てるよね。

 

 

御伽と知る世界

まふまふさんからの楽曲提供と聞いた時、失礼ながら存じ上げない方だと思っていたんだけど、YouTubeで調べたら今のシリーズ(第八世代と言うらしい)ポケモンのオープニング作っててボーカルもやってたんだね!めちゃめちゃ知ってた!(逆になぜそれは知っているのか)

テーマのヘンデルとグレーテルらしい、ポップで可愛らしい、これまたJUMPくんのお得意な分野♪ まさかメンバー全員アラサーのグループが歌ってるとは思えないでしょ?

 

 

ナイモノネダリ

いい曲すぎん?(n回目)

先に解禁されていた音源聞きすぎて、フラゲ日にして、もう既にフルコーラスで歌える… 狼青年と同じくらい聞いた。

薮ちゃんがカラオケで歌いたい!って言ってたけど、気持ちめちゃめちゃ分かる…気持ち良く歌えそうだよね。私も次カラオケ行ったら歌うわ…

私的エモポイントは、「私は(涼介ソロ) 私は(全員)」での転調。そしてその後、冒頭のAメロと歌割りが同じになっているところですね。天才か?ってなりました。一曲でここまで起承転結が組み込めるものなのかと。

Last Mermaid...あたりから、女性目線の楽曲を歌う機会が増えたJUMP。こんな楽曲も歌えるようになったのね……

最後の裕翔のソロが大大大優勝🏆

この曲に描かれている状況は1ミリも経験したことはないんだけど、なんか共感できるのが不思議だよね。(たぶんドラマの見過ぎです)

 

 

 

Last forever

これ聞いてると、「あ〜!ライブ終わっちゃう!終わらないで!!」ってなるのはどうして?この胸がギュッとなる感覚、もしかしてライブ行ってる?(行ってない)

ライブの終わりが近づいてくるときの複雑なあの気持ち。「このまま時間が止まればいいのに」と何度思ったことだろう。

Last foreverは直訳すると「最後の永遠」だが、Lastという単語は「続く」という意味もあるので、「永遠に続く」と解釈できる。

※厳密に言うとこの場合の「続く」はcontinueのほうが正しいらしい。

シンデレラが最後に永遠のプリンセスになるように、私たちファンも永遠のプリンセスなのだ…

そしてHey! Say! JUMPが織り成すFab!な時間は、永遠に続いていくんだ…

ライブで歌われたら泣いちゃうな。こんなの聞いたら帰りたくなくなっちゃう。

私は、この夢をずっと見ていたい。(現実逃避)

 

 

 

闇の先へ僕らは歩き出す

再び辻村さんの楽曲!天才!最高!(大絶賛)

辻村さんで始まり辻村さんで終わるのすごいんだけど…もはやJUMP専属の作曲家さんになってほしい(無謀)

 

「ただ 僕を 信じて」

Fab!の公式HP(Hey! Say! JUMP | Fab! -Music speaks.-)の冒頭で見られるムービーで流れている曲と気付いて鳥肌が立った…

YouTubeへの覆面での投稿からWhat's NEXT JUMPのカウントダウン、何が起こるかワクワクしていたあの時間を鮮明に思い出す。

曲の後半は「Believe me(僕を信じて)」が強調されていて、普段から「信じてついてきてほしい」と口にするJUMPと重なる。

「これからも、Hey! Say! JUMPとFab!な時間を過ごそうよ!」と言われているような気がした。

これからも、いつまでも、どこまでも、ついていくよ。

 

 

 

 

総括:

これはHey! Say! JUMPの本気が詰まっている。

 

中堅グループに踏み入れた彼らの本気をしみじみと感じた…

アイドルなのに顔を隠して楽曲発表するグループがどこにある?

挑戦的だけど、斬新だし、今後彼らを含め同じことをするのは難しいので、この方法は先手を取ったかなり賢い戦略だった。

実際、ファンには即バレていたけど(笑) 覆面であることによって「ジャニーズ」という先入観無しで彼らを見て、素直に良い評価をしてくれる人が多かった。

童話をテーマにしたのも、童話は老若男女問わず一度は触れたことがある人が多数だと思うので、普段のターゲットである若い女性以外の層にも手に取ってもらいやすくなっていると思った。

敏腕プロデューサー伊野尾さんの戦略大成功!!

 

 

 

普段、私はシャッフルリピートで聞くことがほとんどだけど、このアルバムにおいては曲順通りに聞いていく方が楽しめるなぁと思った。

もちろん、これまでのアルバムでも曲順はこだわっていたと思うけれど、これはいわば、「聞く絵本」 。これまでで最も「アルバム全体で1つの作品」という雰囲気を感じた。

 

ライブツアーがないのが本当に惜しい。

Hey! Say! JUMPのライブの世界観には絶大な信頼を置いているので(10JUMP、JUMPingCARnival、DEAR.、PARADEなど)、このアルバムを引っさげたライブだったら、どんなセトリや演出になるかな、と考えてしまう。

いつか、Fab!の世界観を詰め込んだライブに行けたらいいな。

 

 

 

たくさんのFab!が、日本中に、世界中に溢れますように。

 

 

 

 

Fab! -Music speaks.-(通常盤)

Fab! -Music speaks.-(通常盤)

  • アーティスト:Hey! Say! JUMP
  • 発売日: 2020/12/16
  • メディア: CD
 
Fab! -Music speaks.-(初回生産限定盤1)

Fab! -Music speaks.-(初回生産限定盤1)

  • アーティスト:Hey! Say! JUMP
  • 発売日: 2020/12/16
  • メディア: CD
 
Fab! -Music speaks.-(初回生産限定盤2)

Fab! -Music speaks.-(初回生産限定盤2)

  • アーティスト:Hey! Say! JUMP
  • 発売日: 2020/12/16
  • メディア: CD
 

2020.12.