晴れ、ときどき曇り

果てしない愛しさはこの心に確かに生まれる

4年の話。

今年1年は 『ファンってどういう存在であるか』
を考えさせられる1年でもあったように感じる。


特に私は JUMPがデビューしてからずっと見てきた いちファンとして、

この出来事を言及しないわけにはいかない。



※個人的な意見、見方で書いているので嫌な方は見ないことをおすすめ致します







『みんなで一緒に歌おう!OVER?』



あれから4年だ。



彼のプロフィールが公式HPから消されたとき

私たちの中で大きな騒ぎになった。

先日見たテレビでは

まるで最初からいなかったかのように

文字で消されるまでの扱いだった。



事務所の行動ひとつひとつが施行される度に

どれだけ心を痛めただろうか。

過去の音楽番組が流れたとき、

彼がJUMPとして歌っている姿を流してくれただけで

どれだけ嬉しかっただろうか。



でも『過去のことをいつまでも引きずる』

そんなつもりは一切ない。



JUMPが今年リリースした

アルバム 『JUMPing CAR』

この中の Viva9's SOUL で

『もう振り向かないよ』

『揺るぎない決意が今ここにある』

といったように、過去はもう振り返らない、

前に進むだけだ、という意志は汲み取った。


さらに実際、現在JUMPのファンは続々と増え続けているわけだが、

10人で活動していた時期をリアルタイムで応援していたファンは

どれだけいるだろうか。

(もちろん、10人の時期を知らない人を悪く言うつもりは全くありません)


だから、私は心のどこかで分かっていた。

もう彼は帰ってこない、と。


でもやっぱり認めたくない自分がいたのも確かで、

10人のJUMPが好きだと言い続けていた。

いや、今だって好きに変わりはないのだが。



しかし、彼がTwitterを始めたり

YouTubeでコメントを流したりすることで

私の中で 複雑な心情が沸いてきたのもまた事実だ。


そしてクリスマスの日、

彼が新たに所属するようになったグループの

ファンミーティングなるものがあったそうだ。

私はそのレポを拝見した。


彼が新しいグループで活動していくということは

前から知っていたし、

新しい道を見つけられたんだ、と

どちらかというと 安堵感の方が大きかった。


でも、

『若気の至りで』とか

『今では笑い話だけど』とか

そういった言葉をレポの中で見た途端、

何か他の説明し難い感情が湧き上がった。


少なくとも私の中では

4年前のことは "笑い話"では済まされていない。


『ファンのみなさんの気持ちはわかっています。』

という彼のツイート。


でも ファンミーティングの言葉からは

わかってるとは思えないのが正直な感想だ。


君がいなくなったあの日から

どれだけのファンが 無駄かもしれないけど

何か活動を起こそうと一致団結したこと。

どこまで知っていますか?


君のために 残りの9人のメンバーが

何度も何度も頭を下げて 会見したこと。

『大きな壁にぶち当たった』と

たくさん悩んだこと。

どこまで知っていますか?



4年間真面目にしてきた、と

そう言うなら、笑い話なんて簡単な言葉で

済まして欲しくなかった。







それでも彼、そして9人のJUMPはもう

前しか向いていない。

だからもう、

10人なんて言わないことにしよう。



10人が大好きだった。

9人でも大好きに決まってるじゃない。

これでいいんだと思った。

少なくとも私は。


まだどこか寂しいし、

納得いってない自分がいるけど

こうするしかないんだと思う。




でも、これだけは忘れないでほしい。

10人のJUMPが世界で一番大好きだと

言い続けていた人がいたことを。